インタビュー
2018.07.22
第1回 日本ミニチュアフード協会会員インタビュー【yuReamさん】 | 日本ミニチュアフード協会
その作り方が習える日本ミニチュアフード協会ですが、会員になってもっとミニチュアフード作りを深めて楽しむこともできます。
一体どんな風に楽しめるのか、このインタビューでは、会員さんたちにお話を聞いていきます!
第1回は、現在、日本ミニチュアフード協会内で唯一、株式会社COREIINA の執行役員を任されているyuReam(ゆりーむ)さんこと斉木ゆりさんです。
2015年の4月にミニチュアフードづくりを習い始め、3年半経った今は日本ミニチュアフード協会(以下協会)の、数々の企業とのコラボ作品作りを任されるほどの腕前になったyuReamさん。
手に職をつけ、協会トップアーティストとして、大好きなことを仕事にしています。
そんなyuReamさんに、ミニチュアフード作りの魅力や、彼女がミニチュアフード作りを始めてから今の立場になるまでの道のりを聞いてみました。

Q. ミニチュアフード作りは3年半前から。それまではお仕事をされていたんですよね?

Q. 普通はそこで暗くなりそうですよね?

でも、入院中は自分が「ありがとう」と「すみません」しか言ってないことにきがつきました。そして自分が「ありがとう」って言われる機会はゼロになった、全く言われなくなってることにも気が付きました。
そんな入院生活のなかでのことですが、
同じように入院している人たちは、半身不随の人が多くて(車いすに乗っているので)普段、みんな手を置くクッションを病院から借りて使っていたんです。

Q. ものづくりが好きだった、ということを思い出した入院期間、それから車いすの生活になったそうですが、ミニチュアフードに出会ったのはそのあとですか?

Q. 野津代表によると、その回の一番乗りの申し込みだったそう。
初めて作ったものは何だったんですか?

Q. どんなパンケーキを作ったか覚えていますか?

Q. 本当にイメージしたものを自由に作れるんですね。そのあとも受講を続けたんですか?

Q. 認定コースを修了したら、認定試験を受けられるようになる、試験に合格したら協会の会員になるんですよね。
試験を受けるかどうかは自由だそうですが、なぜ受けようと思ったんでしょう?
そこにミニチュアフードの面白さの秘密があるような気がします。

Q. 認定試験には見事合格されて、そのあと会員になられますが、そこから今までずっと続けるのはすごいですね。


日本キャンドル協会認定モールドメイキングコース研修会の様子
Q. 会員になると、自分の作品をイベントや展示販売会に出展するチャンスがもらえることもあるんですね。活動されてみてどうですか?


Q. 企業とのコラボ商品を任されることも多いそうですね。

ミニチュアフードには色々な作り方があるので、樹脂粘土を使うだけでなく、極めていくとシリコン型取りや、レジンなど様々な技術が必要になっていき、会員さんは、自分の技術に合わせてコースを受講し、一つずつ学んでいくことができるんです。
野津代表によると、yuReamさんは、協会のなかでただ一人、その全ての技術が身についていて、どんなジャンルのミニチュアフードも自由自在に作れるそうです。

今大人気のロールアイスクリームファクトリーとのコラボ作品
Q. 豊富なアイディアとその技術力で信頼を一つずつ積み上げて、ついに株式会社COREIINAの執行役員に任命されますが、それを伝えられたときはどう思いましたか?

Q. 執行役員になってみてどうでしょう?

協会で作品を作っているということ、それが仕事になっていること、それが、かけがえのないことですね。
家庭以外に自分が必要とされる自分の世界がある、自分が一つ成し得たこと、やってきた結果としてついてきたもの、という感じです。
Q. やってきた事が認められたわけですね。

Q. 責任感はありますか?

Q. 完全にご自身のキャリアになっているミニチュアフード作り、それだけお仕事として成立されているなかで、ご家族の反応はどうですか?

作ったものを見せるとかわいい!と喜んでくれたり、これお母さんが作ったんだよ、と友達に自慢してくれたりします。
夫も(一生懸命な姿を見て)ミニチュアフード作りは続けたたほうがいいよ!と協力してくれています。趣味だったことが仕事になるまでになったことには驚いているみたいですが。家に作業場も作ってもらって自分のペースで作業をしていますね。

日本テレビ「ZIP!」にも紹介されたミニチュアパン屋さんの一部
Q. ミニチュアフードのお仕事は、家庭や子育てと両立できるんですか?

Q. 家庭と仕事の両立に悩む方も多いですし、ほかの仕事と両立させたい人もいるでしょうからいいですね。

Q. 好きなことをする喜びを共有できる、そこも魅力なんですね。

自分の好きなように描いていけるんですよね。
だから、自分の人生で一つのことを続けるということがこれまでなかった私が、これだけ続いたのかもしれません。あとは・・・野津代表の楽しいことに一直線になっている姿にいつも関わっていたいとも思っています。
Q. 協会に入るととても楽しい毎日が待っていそう!
これから習い始めようかな?入会しようかな?と考えている人へ一言お願いします。

(ミニチュアフードを)見るのが楽しいという方にも、これ自分で作れるんですよ!って言いたいです。一人では作ることは難しくても、教えてもらえると出来ちゃうから、最初は受け身でも全く構わないので、とにかくこの楽しさを知ってほしいです。
私も、始める前と比べると、自分に自信が持てるようになりました。
やっぱりやってよかったな、始めなければ、今がなかったな、と思っています。
ミニチュアフードづくりを仕事にしよう!とかじゃなくても、子育ての息抜きとか、自分の無になれる時間にもなります。
やってみたら、まず、間違いないです!
ひたすら自分の楽しいことに夢中になっていたら、今の立場になり、日本ミニチュアフード協会の欠かせない存在になっていたんですね。
好きな気持ち、そして、人に喜んでもらいたい、そんな気持ちが組み合わさったからこそのyuReamさんの技術、彼女の作品には、本当に細かくてリアルな中に、キュンとするかわいさや、遊び心があります。それは作品を実際にご覧いただければわかるはず!
自分の「楽しい」「得意」を感じて発見して、それを花開かせ、自分のペースを大切にしながら活躍する。
あなたも、日本ミニチュアフード協会でそんな生き方を見つけてみてはいかがでしょうか?
アーティスト名 yuReam
株式会社COREIINA 執行役員
日本ミニチュアフード協会 トップアーティスト
日本ミニチュアフード協会 認定講師/スペシャリスト
会員限定クラス担当
経歴
・日本キャンドル協会認定モールドメイキングコース監修
・ロールアイスクリームファクトリーコラボ商品制作
・玉川高島屋販売・展示
・新宿伊勢丹展示・販売
・ANIME NYC展示(ニューヨーク)
・日本テレビ「ZIP!」作品紹介 他
インタビュー・著 みけ♡