インタビュー
2018.09.05
第2回 日本ミニチュアフード協会会員インタビュー【矢内いづみさん】 | 日本ミニチュアフード協会
樹脂粘土などでできたミニチュアフード。
その作り方が習える日本ミニチュアフード協会ですが、会員になってもっとミニチュアフード作りを深めて楽しむこともできます。
一体どんな風に楽しめるのか、このインタビューでは、会員さんたちにお話を聞いていきます!
第二回は、そのミニチュアフード作りを教えている会員さん。
日本ミニチュアフード協会(以下協会)の認定講師として、現在、川越、恵比寿、川崎、錦糸町、亀有の5つの教室を受け持ち、人気講師として多忙を極める
矢内(やない)いづみさんです。
矢内さんは、普段、食品会社の経理事務の責任者として、週5日~6日、朝から晩までバリバリ働きながら講師をされています。
2015年の6月に初めてミニチュアフード教室の門を叩き、そこからどのようにして講師として活躍するようになったのでしょう。
これから講師を目指す方へのヒントもいっぱいのインタビューになりました。
Q. 最初に習い始めたきっかけは何でしたか?
お人形が好きだった、というか、お人形用の小物が好きでした。バッグとか食器とかケーキとか。
お人形の洋服を買うときも、ついてくる小物のほうが好きだったので、「どんな小物がついてくるか」で洋服を選んでいました。
大人になって、ミニチュアフードの教室があるなんて知らなかったのですが、インターネットを見ていたら協会の教室を見つけました。見つけた瞬間ここだ!と思って、教室が自分の家からちょっと遠い場所だったにも関わらず、すぐに習うことに決めました。
時間的にも、仕事が終わってから通えそうだったので「ここしかない」と思ったんです。
Q. 習い始めてみて?
Q. そこから何故、講師になろうと思ったんでしょう?
Q. 野津代表によると、矢内さんのおだやかな人柄がアシスタントに向いていそうだなと感じての声がけだったそうですが、声をかけられてどうでしたか?
Q. これが人気講師への道の第一歩となるんですね。実際アシスタントのお仕事はどうでしたか?
Q. その後は?
Q. ちろんアシスタントの依頼があった時点で、講座の1年間が終わったら、次からはメイン講師だと伝えられてはいたそうなのですが、いざその時になるとやはり緊張しますよね。いよいよやってきたメイン講師としてのデビューは、どうでした?
でも野津代表と一緒だと助けてもらえるので、甘えてしまって。講師として言わなきゃいけないことを言えなかったなど、全然身が入らなくて。
ちょうどそんな頃、他にもう一つ教室を受け持つことになりました。その新しい教室では、完全に一人で講師をすることになって、そこで急に不安になりました。
Q. 誰にも頼れない完全に一人での講師、それでもなんとかしないといけない。ここで「講師として勉強しよう!」と思ったんですね。
大切なことはメモして、(ほかの教室ではどうやって教えているのか)一生懸命学びました。
見学をしてみたら全然見方が変わって、「一人で講師をする」っていうのはこういうことなんだ、ってわかりました。それからかな?講師の仕事が不安じゃなくて楽しくなってきたんです。
Q. 野津代表によると、わざわざほかの教室を見学して研究しているのは、矢内さんだけだそうで、勉強熱心ですね。
本当に楽しんで、ミニチュアフードや生徒さんの事を考えながら教える教室というのが、「そうか!こういう風にやれば楽しいんだ!」と身に染みて(理解できて)。
最初にアシスタント講師をした時とは全然違う視点を持つようになりました。
Q. 最初のアシスタント講師から数えて約2年半。熱心な研究が功を奏して人気講師となった今、教えるときに心がけていることはありますか?
生徒さんにとっては、教室は趣味なので、変なプレッシャーを与えたくないんですね。
お一人お一人、得意不得意もペースも違いますから、それぞれ全員が楽しめるように、心がけています。生徒さんのせっかくのアイディアや作品を絶対否定しないようにして、それぞれの個性や良いところを見つけて伸ばしていくようにしています。
また、ミニチュアフード作りが全く初めてで慣れない方もいらっしゃいますが、カリキュラムは決められた回数で修了させなくてはいけません。そういうときも臨機応変に、スケジュールをこちらで逆算して、すべての生徒さんに修了していただけるよう、間に合うように教えています。
Q. 最初におっしゃった「ミニチュアフード作りを楽しむこと、楽しんでもらうこと」は、野津代表が一番伝えていきたいことで、それをそのまま体現するかのように講師をしているのが矢内さんだそうです。生徒さんたちからの声はどうでしょう?
Q. ちなみに一人の講師につき生徒さんは平均8名くらいの教室が多い中、矢内さんは生徒さんの数が19名の教室も受け持っています。大人数の生徒さん全員に目を配り、一人一人とじっくり向き合っているってことですよね。
私が協会で最初に習い始めたときの教室の仲間とは今も仲が良いんですが、そのときの(楽しい教室の)雰囲気を作りたいんです。
生徒さんたちには、私の教室で楽しく基礎を学んでもらって、あとは自由に羽ばたいて欲しいです。生徒さんのそれぞれの成長が何より嬉しいです。
Q. 生徒さん達の中には作家デビューをして百貨店販売に出品する腕前になられる方もいらっしゃるそうで、本当にみなさん羽ばたいていらっしゃいますよね。
また、矢内さんは、楽しい教室づくりのため、教室に飴やフルーツなどを用意したり、早めに行って念入りに準備をしたりもしているそうです。しかし、普段週5日~6日のお仕事をしながら、更に、早朝からのご家族のお弁当づくりや家事、教室も掛け持ちで、川崎など遠方に行くこともありますが、大変じゃないですか?
生徒さんたちの目がキラキラしているからエネルギーを貰えます。
遠くの教室に行くのも、出来るだけ多くの生徒さんに教えたいから移動が全く苦になりません。
むしろ教室がないと「どうしよう」って寂しくなります。
それに、会社の仕事に、講師での経験も役立つんですよ!
講師を始めて毎日が楽しすぎて、前向きになりましたね。人生が変わりました。
Q. これからの目標はありますか?
10月からは、前述の5つの教室に加えて、さらに 川口、町田、錦糸町(現在ある錦糸町の教室とは別。)と、3つの教室、合計8つの教室を受け持つ予定です。
多忙を極めながらも、疲れた顔を一切見せず、終始笑顔でインタビューに答えてくださいました。
人生を楽しみながら講師をしている、むしろ講師をすることで人生を楽しみつくしている、ともいえそうです。
矢内さんの、10月からの教室は、現在生徒さん募集中!(2018年9月現在)
好きなことも、仕事も、プライベートも、すべて叶えた、憧れのライフスタイルを送っている人気講師の教室を一度覗いてみてはいかがでしょう??新たな人生が開けるかも♡
矢内いづみさん プロフィール
日本ミニチュアフード協会 認定講師/スペシャリスト担当教室
川越
恵比寿
川崎
錦糸町
亀有
☆10月からの新クラス ※生徒さん募集中(2018年9月現在)※
錦糸町 ※現在ある錦糸町クラスとは別に、新たに開講されます。
川口
町田
インタビュー・著 みけ♡
※インタビューの内容の中に、現在の協会のシステムと異なるお話がありますが、
会員さんのお話の内容当時のものです。ご了承くだいませ。