インタビュー
2019.03.24
第6回 日本ミニチュアフード協会会員インタビュー【mayumi&chiemini!】 | 日本ミニチュアフード協会
樹脂粘土などでできたミニチュアフード。
その作り方が習える日本ミニチュアフード協会(以下協会)ですが、会員になってもっとミニチュアフード作りを深めて楽しむこともできます。
会員さんの中には、作家として自分の作品を販売したり企業とのコラボ商品を作ったり、講師としてミニチュアフード作りを教えたりする方もいらっしゃいます。
このインタビューでは、そんな会員さんたちにお話を伺っていきます。
第六回は、協会内で唯一お二人で一つの教室を担当されているmayumiさんとchiemini!さんです。
北海道の札幌市での教室を担当されているお二人。教室はいつもあたたかく優しい雰囲気で、
生徒さんにも大好評だそう。可愛さを凝縮したような、お二人の作品も販売するたびに大人気。
でも・・・二人で講師って??いったいどんな風に授業を行っているの??
そのあたりをお聞きしました。
Q. まずは・・・お二人は、もともとどんなご関係なんですか?
もともと二人とも食品サンプルが好きで、スイーツデコなどが流行っていた6年前くらいに、
本を買って趣味で作っていたんです。
そんな中、協会のカルチャーセンターのチラシと好きで読んでいた野津代表のブログでも、ここ札幌に教室が出来るのを知って、私がchiemini!さんを誘って二人で2016年の10月から認定コースを受講し始めました!
生徒さんの作品と写るmayumiさん
Q. 好きだったミニチュアフード作り、習い始めてどうでした?
Q. 認定コースを受けた後、会員になって、現在はお二人で講師ですが、講師になったきっかけ、また、どうして二人で講師になったのか教えていただけますか?
その時私は、絶対にやりたい!出来たらchiemini!さんと一緒に講師が出来たらと思って。
他の生徒さんもすごく上手だったので、厳しいかなあと思いつつ、二人でなら出来そうだなって。
Q. 野津代表によると、応募があったとき、お二人の雰囲気がとても良いし講師に向いてるなと思ったそうですよ。
アシスタントをしながら、趣味クラスを受講して、そのあと講師になられたんですよね。
実際お二人で講師になってからは、どんなふうに進めていったんでしょう?
4月からの趣味クラスで作るおせちミニチュアと写るchiemini!さん
Q. ちょっと失礼な言い方かもしれませんが・・仲良しのお友達お二人が講師をされていると、生徒さんのほうを向いてくれるのかな?という不安を抱かれる方もいらっしゃるかもしれないのですが、そういうことが絶対にないように配慮した、と。
二人いるからこそ、生徒さんをしっかり見られるように。
自分がメインのレッスンのときは、工程を伝えたら、あとは生徒さんと会話をします。
レッスン中は、二人だけでは話さない、おしゃべりは終わってからする!と決めていますから!(笑)
Q. なるほど!お二人いるからこそより丁寧なレッスンができるんですね。でもお二人で受け持つとはいえ、最初は講師業、緊張しませんでしたか?
私たちが受講したときの野津先生みたいに、楽しませられるのか不安で緊張して逃げ出したかったんですが、実際やってみたら楽しかったんです!
私が生徒だった頃は、同じ趣味の方達と時間を共有出来て、とても楽しかったので、この教室にきて楽しいと思ってもらいたいと思いました!
Q. それから一年半ですね。今は続けてみられてどうですか?
Q. 教室を楽しくするために工夫していることはありますか?
カリキュラムでこれを作る、というものがあれば、それを応用したものを作って見本として持っていくこともありますね。それで生徒さんとの会話も弾むんです!
あとは、ちょっと恥ずかしいんですが敢えて自分が一回目に作った作品を持って行きます・・・(笑)
最初はこうだったけど、何度もやれば誰でも上手くなるっていうことも伝えたくて・・・!
教室では、とにかく楽しくやり方を覚えてもらうだけで十分なので!
あとは、パンのミニチュアを作るときは、写真を撮ったときに映えるように、ミニチュアパンが入れられる紙袋を作って行ったりもしますね!自分の作品がデコレーションできるとさらに楽しいかなって。
Q. サービス精神がすごいですね。ホスピタリティが素晴らしいというか・・・!
初めての生徒さんでも、十分楽しめそう!!
それぞれ協会のアーティストとしても作品を作って販売もされていらっしゃいますよね。
お二人の作品はとにかく「可愛い」と女子ウケも最高だそうですが、それぞれ得意分野はありますか?
mayumiさんの作品
chiemini!さんの作品
Q. 二人で得意分野がちゃんと分かれてるんですね!本当にバランスのいいお二人ですね。
やはり販売する作品も一緒に作るんですか?
Q. 作品を送るときに勇気が出そうですね!実際、お互いの作品を見てどう思いますか?
一つずつ丁寧で、リアルなところが本当に可愛い!!
とくに私がすごいなと思うのは、トーストの上に、コロッケやポテトサラダやハンバーグなどがのっているシリーズです。細かくリアルに出来ていて、どうやって作っているのか、私も習いたいくらい!!
mayumiさんの作品
私よりも作品を小さく作るんです!どのくらいの量の粘土で作ったの?!と思うくらい!もうケーキなんて本当に小さくて圧倒されちゃいます。さらにそのラッピングもすごく上手で可愛いんです。
百貨店で販売するchiemini!さんのおにぎりマグネット
chiemiさんのおにぎりシリーズは大人気ですぐに売り切れてしまいます
Q. 褒められると自信もつきますし、アーティストとしても講師としても、楽しみながら高め合えそうないい関係ですよね。でも・・・そんなにずっと一緒にいたら喧嘩することはないんですか?
Q. では、普段プライベートでは一緒に過ごされたりするんでしょうか?
今はそれが打ち合わせの時間に変わりましたね。
Q. お子さんたちは協会に入って講師をしたり作品作りをしたりする姿をみて何かおっしゃってますか?
夏休みの自由研究に作ったり!
ただ・・・最近、本やテレビでもミニチュアフードをよく見るようになったせいか、目が肥えて、私の作品を見る目が厳しいですね・・・「これは可愛い」と言ってくれることもありますが「イマイチだね」とはっきり意見をいうことも(笑)
その分、野津先生と仲良くなれてよかったかな?!なんて(笑)
Q. ご家族で仲良くされつつ、ご家庭のスタイルも、それぞれ確立されている感じがします。
さて、協会では、この4月からミニチュアフード作りを習える教室のスタイルがすこし新しくなるそうです。
これまでの、協会が主催してカルチャーセンターなどの指定の場所で教室を開くスタイルを「直営校」として、
新たに、講師が主催をして自宅サロンなど、講師が選んだ場所で教室を開くスタイルの「認定校」が出来ます。この二つのスタイルで教室を開くことになるんですが、
お二人は4月から「直営校」で趣味クラスと、新しく出来たスタイルの「認定校」で認定コースのクラスを開講されるんですよね!
Q. では、これから受講を考えていらっしゃる方へメッセージをお願いします。
こんな教室は他にはありません!
さらに海外進出もして進化していくこの協会の仲間を増やしたいと思っています!
珍しいジャンルではなくなった今、せっかく来てくださる生徒さんには、「お得だ!!」と思ってもらえるようにレッスンを通して還元したいと思っています。私たちが習って感じだこと体験したこと、などもたくさん伝えて、私たちのクラスならではのレッスンをしていきます。お越しいただいたらすっごく嬉しいです!
それに一人ではなかなかできないこと(販売や海外進出)も協会にいたらできるので・・・!
Q. ありがとうございました。お二人そろってインタビューに応じていただきまして!
ところで今日はこのあとは??
生徒さんに楽しんでもらいたい!と精一杯おもてなしの心をもって、たくさんの工夫をしているお二人の4月からの教室。どんなおもてなしをうけられるのか、考えるだけでワクワクしますね。きっとこの教室でしか味わえない楽しいことをたくさん用意してくれるはずです。お二人にお会いするだけで、きっとあなたの癒しの時間になること間違いなし。ついでに、つられて自分も優しく可愛くなれちゃうかも・・・?!乞うご期待!!
日本ミニチュアフード協会 認定講師/スペシャリスト
日本ミニチュアフード協会 アーティスト
・横浜高島屋販売
・玉川高島屋販売
・名古屋PARCO販売
・名古屋ハンズ販売
・ANIME NYC販売 他
♡mayumiさんプロフィール
日本ミニチュアフード協会 認定講師/スペシャリスト
日本ミニチュアフード協会 アーティスト
・横浜高島屋販売
・玉川高島屋販売
・名古屋PARCO販売
・名古屋ハンズ販売
・ANIME NYC販売 他
インタビュー・著 みけ♡
※インタビューの内容の中に、現在の協会のシステムと異なる部分もありますが、
会員さんのお話の内容当時のものです。ご了承くださいませ。